LJLのKR人数 ロール別・年別の推移
League of Legends のeスポーツシーンで助っ人外国人と言えば、LCK:韓国です。
どこのリージョンでも多くの韓国人選手を採用しています。
LJLでも外国人選手枠の2人は、韓国人が採用されている状況です。
でも、年毎にメタが変わって、KRが採用されるロールが推移してます。
それを実際の数値で見てみようと思います。
・年毎にどれくらい変化してるのか
・どのロールにJP選手枠が多いのか
ロール別・年別 KR採用数
2022 | 2021 | 2020 | 2019 | 2018 | |
TOP | 1 | ||||
JG | 7 | 6 | 7 | 6 | |
MID | 3 | 3 | 3 | 3 | |
ADC | 5 | 4 | 2 | 1 | |
SUP | 3 | 3 | 4 | 3 |
2017年以前のデータは省略してます。
・当時の、LOL国内競技シーンは発展途上の段階で、アマチュアとの境界も曖昧な状態だったためです。
・同じロールで複数選手を起用したチームは、出場試合数の多かった選手のみをカウントしてます。
例)2019年の戦国は、春:Smile選手、夏:Blank選手を登用しました。これは1枠として数えています。
・居住者資格(IMPレジデント)のTussle選手・ViviD選手・Steal選手は、日本人枠になった後も、KRとしてカウントしてます
ジャングルは韓国人選手が必須
8チームほとんどすべてのチームが、ジャングラーにKR枠を使ってます。
こう考えると、
hachamecha選手(CGA 2019-2020、RJ 2020-)がほぼ全試合スタメン出場しているのは凄いことです。
① KRサポート重視って本当?
こうやって数値で見ると、サポートとミッドレーナーはほぼ同じくらいの重要度ですね。
SUPにKR枠を使うのがもったいないから、年々MIDやADCでのKR採用が増えてる
こういう意見をよく耳にしますが、実際のデータを見ると、そんな傾向は全然ないですね。
元々MIDとSUPは同数程度です。
ADCの採用は増えていますが、サポートの枠は減っていません。
②ADCのKR枠は増えている
先ほど言ったようにSUPが減らしてるわけではありません。
これは、日本人枠化した韓国人選手の影響が大きいでしょう。
IMP化したのはジャングル2人、サポート1人です。
昨年のDFM Aria選手の様に、MIDへの強化ではなく、各チームADCへの採用が増えているのは面白い傾向です。
SoloQでは、BOTはキャリーしにくく、最近のメタはTOPやMIDの方がキャリーし易いと言われていますが、
やはりチームゲームでは、ADCの影響力が大きいことがうかがえます。
③2022年はどうなるのか
今年、日本人枠を取得する選手は、DFM Gaeng (SUP)、SG Once (JG)です。
SGは、これまでの王道 3KR (JG・MID・ADC)の布陣です。
たいして、DFMも 3KR ですが、ロールは JG・MID・SUP
SUPに新しくHarp選手を獲得
これは、25歳のGaeng選手の兵役を見据え手でしょう。28歳の誕生日までに入隊すると韓国は法律で定められているので。
KRサーバーのSoloQで、チャレンジャーに到達している Evi 選手 (TOP)、Yutapon 選手 (ADC) と言う布陣から、
4KRにする必要が無いという贅沢な台所事情もうかがえます。
他リージョンは、2020年・2021年とTOPファイターでキャリーするメタが多く見られましたが、
LJL独自のメタが継続されそうです。
KRボットレーナーが大暴れするレートゲーム重視の戦略が多くなりそうです。
今年の移籍情報は別ブログで纏めています。
確定情報はこちらを確認してください
まとめ
ワールズでは、DFMのバンピックや序盤の戦略について、いろいろと疑問点を行ってきましたが、
選手補強を見るとDFMだけはスノーボール戦術も見据えた構成とも言えなくはないです。
世界のフィジカルバキバキのTOPバトルする選手が見たいですね。
Evi選手はそういう選手じゃないし、対抗馬になりそうなキャリー系TOPレーナーがいないのは残念です。
コメント
コメントを投稿