投稿

12月, 2021の投稿を表示しています

マクロ信仰に物申す

掲示板を直接引用するのはバッドマナーなので、趣旨を要約して書きます。 LOL掲示板でPaz選手に関する気になる投稿がありました。  pazは筋力どうこうより、元jgだからゲーム理解度が深い 盤面全体使って仕事できるから生き残れてる これってJapaneseKoreanUGの弊害と言える日本人LOL界隈に共通する問題だと思う。 マクロ偏重主義とでも言いましょうか。 レーン戦はフィジカル LCK・LPL・LECでもスノーボール出来るチームが強いメタが3年以上続いています。 TOPでタンクチャンピオンの出番はほとんど無く、ファイターメタになっています。 スノーボールの前提となる、ゲーム序盤のレーニングは、BPと個々の力量が如実に表れるのがLOLというゲームの特徴です。 関連記事: LOL用語解説「BP(バンピック)」 もし、TOPに最初からレーンをパッシブにする前提のプレイヤーが置かれていたら、そのチームはスノーボールするための投資先が1つ減ります。 それだけでジャングラーは相当動きにくいですし、チームとしては大きなマイナスです。 プロなので、最低限のフィジカルがが合って然るべきです。 パズ選手は読み合い出来るフィジカルと経験値があると私は考えています。 チームのゲームプランを見てあのような動きになっているのだと思います。 パズ選手がフィジカルどうこうというより、マクロやゲーム理解度どいう信仰心が強すぎるのも日本のLOLシーンのために良くないことだと考えています。 あくまで、全体を見る動きというのは、ミスなく正確で素早い操作が出来ることが前提として合って、その上でマクロというのは成り立つものです。 チームプランの問題なので、どうなるか分かりませんが、 Paz選手の広いチャンピオンプールを利用し、TOPで有利ピック取ってキャリーする試合も今期は期待したいです。 まとめ 私はPaz選手の特別なファンという訳でもありませんし、戦国ゲーミングを贔屓目に見ていることもありません。 この投稿で言いたいのは、フィジカル抜きにして、マクロあれば勝てるという風潮への示唆が目的です。 LOLは、多くの eスポーツと同様にアクションゲームということを忘れてはなりません。 将棋、チェス、ポーカーなどの競技とは別物です。 こういう視点を持っているのはプレイヤーではなく、動画勢なのかもしれません。紙

LOLのフィジカルってどんなもんなの?

FPSゲーム・格ゲー・LOLでのフィジカルについて考察   よく掲示板で語られるのが、LOLのフィジカルについてです。 主にプロ選手の年齢と共に語られます。 比較対象になりやすい 「格闘ゲーム」と「FPS」について個人的な考えを書いておきます。   格闘ゲームのフィジカル 格闘ゲームの反応速度はとても分かり易いです。14フレームは動作を見てから反応できるラインです。 13フレームは出来るか怪しいとされています。 こ国内トッププロのときど選手(36歳)がこのラインで戦っていてます。他にも30代後半の選手が14フレームは安定して反応しているので、20代前半で出来ない反応ではありません。   FPSのフィジカル FPSでも15msがプロの必須ラインと言われています。 エイム練習ソフトで、13msの反応が出来るのがFPS界隈で1線級のメカニクスとされています。 殆ど格闘ゲームと同じラインです。   対して、League of Legends のフィジカルの特徴はどうでしょう LOLのフィジカル LOLの難しいところは、FPSや格ゲーの様にフィジカルを計測する方法が無いからです。 ただし、他のゲームと同じくモニターを見て判断するので13msが限界ラインで、それは年齢を言い訳にできる物ではないのは明らかです。   特徴① 画面が広く動きが遅いゲーム 歴史は浅いのですが、格ゲーやFPSはゲームタイトル自体が変わってプレイされているので、今eスポーツシーンで競われるタイトルは反応重視のスピーディーなゲームが中心です。 FPSや格闘ゲームに比べてLOLは、12年同じゲームです そのため、LOLは他のeスポーツタイトルに比べて、キャラクターの動きが遅く、スキルも遅いです。 LOLは見てからとれる行動が非常に多いです。   他のゲームが読みあいする部分を、LOLは見てから行動するゲームです いくら動きが遅いゲームとはいえ、 反応する量が多くなるという特徴がLOLにはあります。 特に、TOP・MID・ADCは常に対面と戦うので、FPSや格ゲーと同様にフィジカルが求められるロールです。   例外が2つあります。 1つ目がフラッシュ(ブリンク) これは反応不可

KRアカウントまとめ

掲示板で読んだ内容であり、正確性に欠けるものも多いと思います。   プロに貸与されるKRアカウント LJLのプロ選手にはKRアカウントが貸与されます。 貸与される目的 海外チームとのスクリム 各チームが行う海外チームとのスクリムには、このアカウントが使用されています。 本来の目的はこれでしょう   KR鯖のSoloQ 世界1レベルの高い韓国サーバーでSoloQを回す JPサーバーチャレンジャーが、KRサーバーのマスターとD1エレベーター位の実力差があります。 マクロどうこうよりも、レーニング弱かったら成り立たないゲームなので、KR鯖でソロキュー回す練習は選手にとって生命線となっています。   アカデミーやサブ選手への貸与ってどうなってるの? サブでも良いので、選手契約をしていないとアカウントは貸与されないようです。 そのため、アカデミーに出場している選手でも、チームとの契約次第ではアカウント貸与される場合があります。   配信はNG 後で解説するように日本人は正規の方法でKRのLOLアカウントを入手できません。 それを配信者だけ許可するのはおかしいので、禁止行為です。 正規のアカウント持っているプロ選手も配信NGです。   一部の配信者が行っているKRサーバーの配信も、規約違反のRMTで入手したアカウントで、度々BANされています。   RIOTJPが禁止していると思われます。 理由は、日本サーバーの活性化の為とのこと これに、私の考えは保身や建前だと考えています。   KRサーバーと統合したほうがユーザーにとって利益しかないです。 一部、東京などでPING一桁の人は日本鯖が低PINGで快適でしょうけど、地方だったらKRでもJPでもPING差が無いです。 他のゲームを見ると九州、四国、中国、北陸地方などはKRサーバーの方がPING低いこともあります。   サーバー統合したら、利益の大半を占めるスキンなどのゲーム内アイテムの売上が、韓国側の利益にになってしまうってのが本音でしょう。   ハードルの高い(ほぼ不可能)韓国アカウント入手 日本でいうマイナンバー「住民登録番号制度」と紐づけられた電話番号が無いと、LOLのKRアカウン

LJL2022 順位予想

この記事の順位予想の後に、各チームのパワーバランスを基に勝敗予想しました。 そちらも併せて読んでいただけると嬉しいです。 LJL2022 Spring 全試合の勝敗予想と順位 LJL 2022年(S12)Springの順位予想  予想される各チームメンバー TOP JG MID ADC SUP DFM Evi Steal Yaharong Yutapon harp RJ Ino hachamecha Recap Ssol Secret AXIZ YellowYoshi Swamp Megumiin Sanchu Dicey V3 Washiday Yunika Eugeo dresscode Hetel SHG kinatsu Blank DasheR Zenit/Marble Raina CGA Nap Cassin kaito Hybrid nemoh SG Paz Once JETT Honey Enty BC RayFarky FlawlesS Dice Yuhi Fujimoto LJL移籍情報で確定しているものは、メインブログに書いてます 上の表はあくまで、噂レベルの物も含まれています 2021年LJLの移籍情報 1位 RJ ほぼ変わらず。もともとTOPのKinatsuはお留守番 実はスタッツで言うとIno選手の方が上で、しかも昨年のAXIZもRJと同じくBOT主導のゲームスタイルなので、今期も安定した活躍が期待できる。 2位 SHG メンバー的には期待できる実績ある選手が揃った 3位以上は期待したい 不安なのはRaina選手かな、V3時代は良かったけど、強いJGとMIDのサポートがあったから仕掛けが成功してた印象。 Botキャリーが求められる今のメタでレーニングで存在感出せるかどうか 3位 DFM KRガチャ次第 Ariaは、CGAで実績があった。GeangもPentagramで実績あり。 DFMのKRスカウティング能力は疑問視されてきた。 2017年のSteal以頼のLJL経験の無いプレイヤーの獲得 4位 CGA なんだかんだMIDとSUPどちらでも存在感を示したNeahyunが兵役 代わりはADCのHybrid、実績は十分の選

LillebeltキャスターのWyvern氏いじりは聞くにたえない

 2021年シーズン(S11)は大活躍したRascalJester しかも、レギュラーシーズンではDFMを倒し、多くの予想をいい意味で裏切る結果でした。 そんなRJの以前のヘッドコーチ Lillebeltさんでどうしても疑問に思う事があったので調べてみました。今は LJL公式放送のキャスターとして、皆さんもよく見ていますよね。 疑問点「コーチ時代 所属選手 Wyvern氏 のアグレッシブさをネタにする」 リールベルト氏は、LJLの解説でしばしばWyvern氏をトークのネタにします。 特に、ジャングラーがアグレッシブにプレイし、ミスして死んでしまった。そのときの例えとして、Wyvern元選手の話を出します。 当時のLJLのメタは、KRジャングラーとKRサポートがチームを引っ張るのが一つのメタでした。 そして、それを導く立場にあった当時のコーチがネタにしていいものなのか Wyvern選手がコーチの抑止を聞かずに、突っ込み過ぎてしまうと発言していますが、それで勝てたのか、Lillebelt氏の実績には疑問があります。 そこでリールベルト氏のコーチとしての実績をまとめてみます。 年 順位 勝敗 2017年Spring 4位 3勝 7敗 2017年Summer 5位 4勝 6敗 2018年Spring 5位 3勝 7敗 2018年Summer 3位 6勝 4敗 ※LJLCS(2部リーグ) 2019年Spring 7位 7勝 14敗 2019年Summer 7位 4勝 17敗 2018年までは全6チーム、2019年からは全8チームのリーグ戦になっています。 選手としての経歴は、2013年 RJの前身のPeachServer Allstarsでのサポートとして活躍スタート。同年、チームの運営体勢がRascalJesterに変わってからも、2016年Springまではサポートとして活動していました。 この戦績をみると、当時のRJは最下位争いを毎シーズン行って、LJLCSとの入れ替え戦でギリギリ1部残留出来ていたチームです。 もちろんこれはLillebelt氏の監督力だけではないでしょうけど、既に選手として活動できていないWyvern氏のミスをいじることに不快感を覚えます。 もちろん2人の関係性が合ってのことでしょうが、それ

LOLのスマーフ問題はサブ垢禁止では解決しない

イメージ
RiotJPは、サブ垢は禁止してない。スマーフは仕方ない。配信者のブースティングは厳しく取り締まる。 ・ ゲームシステム上ブースティングは出来るし、禁止はしていない ・ ブースティングは不適切な行為で、推奨していない ・ 配信者は影響が大きいから個別で指摘する ・スマーフ(サブ垢)は黙認   過去あったLOLのブースティング問題(国内) ・RiotJPで実況やインタビューアーをしているKatsudion氏が、ブースティングを行いダイヤ4に到達。視聴者からの指摘に対し「みんな、ダイヤがうらやましいんですよ」と反論し炎上 謹慎期間となったが僅か1カ月で復帰 ・LOL配信者「たぬき忍者」が「スタンミジャパン」とDuo配信しようとしたところ、LOLインフルエンサーマネージャー「Amarett0」からブースティングになると指摘された その後に自体収束のため公式が声明を出す https://twitter.com/LoLJPOfficial/status/1469268009894424579 海外の配信者はもっと厳しい処罰されます。VALORANTの海外配信者は3カ月の謹慎処分などされています。 これに対して、「 サブ垢を禁止にしよう 」という意見をよく聞きます。 掲示板や、Twitter上で様々な意見が交換されていますが、私なりに別の視点で書いてみます。 League of Legends (LOL)は、F2Pのゲームです。無料で遊べるゲームですが、RiotGamesは営利企業であり、有志のフリーゲームとは違います。この辺が考えから抜け落ちてると、議論する意味がありません。 関連記事: LOL用語解説 F2P とくに古いLOLプレイヤーは、この傾向が強いです。 お金を使わずに遊べるので、ネット上の多くのOSSと同じ様に考えてる人が多いです。別ブログでデバイス紹介などしていますが、LOLプレイヤーは、他のゲーマーに比べて、デバイスやPCにお金を使わない傾向があります。 LOLは、スマホのソシャゲと同じようなものだと考えるべきです。そうしないと、RiotJPのスタンスを理解できず、ただただ無茶な要望だけ出すクレイマーと一緒です。 サブ垢禁止という意見に対する私の意見は、こう感じています。 League of Legends のビジネスモデルは、チャンピオンスキンやクロマ、エモー

V3コーチにAce元選手、疑問点

イメージ
  引用: V3公式HP「コーチ締結のお知らせ」 この件については、いろんな方が意見を発信しています。 私も自分の考えをブログに書いておきます。 Aceさんは、同チームで、2020年 LJL を制し、Worldsに出場時の主力メンバー。 当時のメンバーが、 TOP - Paz JG - Bugi MID - Ace ADC - Archer SUP - Raina 当時のスタイルは、JGとADCにハードキャリー。TOPは耐え、MIDはJGのカバーと、BOTへのローム。 Ace選手の代名詞ともなった得意チャンピオン「ガリオ」が刺さって1位 12勝2敗と圧倒的なスコアで1位、そのままトーナメントも優勝し、ワールズへ出場した。 疑問点① V3の運営方針、若返れてるのか? 2020年優勝し、日本人選手は給料や待遇アップ、外国人選手は要求にこたえられず補強し2021年に臨む 期待を持って2021年臨んだのだろう、結果に応えられなかったので給与下がるなら分かる。 でも主力を解雇し、大幅な若手育成への切り替えは、その場限りの戦略でチーム運営してるように映る。 Raina選手もAce選手はまだ24歳、来季JGのYunika選手は23歳。 若返りというより、選手の待遇にお金を払いたくない意図が見える。 疑問点② 育成できる体勢なのか? チームにはベテランほぼ皆無 コーチは、手腕が疑問視されるAwaker氏に、コーチ未経験のAce元選手 ビジネスの世界では、ゼロから有を生み出すのは難易度が高い。 競争相手の他チームには蓄積されたノウハウがある状況で、若手中心と拠り所無しのスタート このあたりにもV3のチーム運営と経営戦略に疑問がある。 特に実績の無い若手とコーチ陣で、海外チームとのスクリムが組めるか疑問 DFMですらLCK 2部がやっとの状況、SHGなどもT1への若手合宿等パイプ作りに余念がない。そういったコネも人脈も無く、チーム育成できるのか。 疑問点③ 補強箇所が違うのでは? 2021年は、cogcog、Moojin、Ace、Hollow、Raina。8勝6敗の4位 結果論だが、2021年ワールズを見ると、TOPとBOTでキャリーし、JG・MIDがサポートする動きがメタだった。こう考えるとAce選手はメタにハマった選手だったはず。 しかし、LJLはハードキャリーのADCがメタだった

V3は若手と3年契約したらしい

イメージ
  12/10にV3の公式Youtubeチャンネンルに、Eugeo選手のインタビューが乗りました。 詳しくはそちらを見てください。 この動画の注目ポイントは開始3分以降で語られる来季の構想などついて語られている部分です。 該当箇所からこの動画を見る https://youtu.be/T_AuoyP7e3U?t=192 V3Esportsは3年でこのメンバーで勝てるように育成するといった内容です。 疑問点① コーチ陣の実績に不安がある コーチ歴は長いが実績の乏しいAwakerコーチです。 重要な若手の時間を任せて良いのでしょうか。 私は疑問です。もっと選手育成に実績のあるコーチを招集すべきだと思います。 そうでないなら画に書いた餅、ただ若手を集めただけと言われても仕方ないと思います。 疑問点② 業界の常識を打ち破る3年契約に裏を読み解く 通常のLOLは1年契約が基本です。海外の超BIGネーム選手は、複数年契約を行う事がありますが、基本は単年です。 これは異例のことで、何か裏を感じざるを得ません。 どういうオプションが付いているかは分かりませんが、それほど大きいインセンティブがついているとは考えにくいです。 若手の青田買い 他のプロ競技でもそうですが、若手で伸び盛りの選手がこういう長期契約するのは選手側に不利です。 これまでのV3は、活躍した翌年に選手と再契約をしてません。 実績を得た選手は給与で評価されるべきですが、V3はそれが出来ないとみて良いでしょう。 LJL経験のある EUGEO選手 と Yunika選手まだいいです。 伸びた選手がいたら移籍金ビジネスをするのでは? 疑問点③ Marble選手の問題 V3と契約でごたついたマーブル選手ですが、他の選手に比べて明らかに実力が上です。 KRグラマスは、LJLの日本人選手には到達できない実力を示しています。 Evi選手とYutapon選手に次ぐ実力があるでしょう そういう選手にも3年プランを提示したとしたら、すぐに反発されてもしかたないです。 この動画を見てネットの評判をみたら、3年契約やV3のプランがEugeo選手から語られたことで、Marble選手にも同条件の契約が行われたとみる意見が多いです。 その結果、ちゃぶ台返ししたMarble選手に非があるという意見が多くなってます。 これこそがこの動画の狙いでは?と私は考

V3とMarble選手の契約トラブル、ツイッター界隈の反応は?

イメージ
経緯 10/7 Marble選手とプロ選手契約したとTwitter上で発表。(このツイートは既に削除されています) 同タイミングで、Washidai,Yunika、Eugeo、hetelと選手契約、Awakerコーチとプロ契約したと発表してます。 10/12 Marble選手側から契約解除の通知 11/25 Marble選手がTwitterで「無所属で活動」と発表 12/3   今回のV3の発表