LOLのスマーフ問題はサブ垢禁止では解決しない
RiotJPは、サブ垢は禁止してない。スマーフは仕方ない。配信者のブースティングは厳しく取り締まる。
・ゲームシステム上ブースティングは出来るし、禁止はしていない
・ブースティングは不適切な行為で、推奨していない
・配信者は影響が大きいから個別で指摘する
・スマーフ(サブ垢)は黙認
過去あったLOLのブースティング問題(国内)
・RiotJPで実況やインタビューアーをしているKatsudion氏が、ブースティングを行いダイヤ4に到達。視聴者からの指摘に対し「みんな、ダイヤがうらやましいんですよ」と反論し炎上
謹慎期間となったが僅か1カ月で復帰
・LOL配信者「たぬき忍者」が「スタンミジャパン」とDuo配信しようとしたところ、LOLインフルエンサーマネージャー「Amarett0」からブースティングになると指摘された
その後に自体収束のため公式が声明を出す
https://twitter.com/LoLJPOfficial/status/1469268009894424579
海外の配信者はもっと厳しい処罰されます。VALORANTの海外配信者は3カ月の謹慎処分などされています。
これに対して、「サブ垢を禁止にしよう」という意見をよく聞きます。
掲示板や、Twitter上で様々な意見が交換されていますが、私なりに別の視点で書いてみます。
League of Legends (LOL)は、F2Pのゲームです。無料で遊べるゲームですが、RiotGamesは営利企業であり、有志のフリーゲームとは違います。この辺が考えから抜け落ちてると、議論する意味がありません。
関連記事:LOL用語解説 F2P
とくに古いLOLプレイヤーは、この傾向が強いです。
お金を使わずに遊べるので、ネット上の多くのOSSと同じ様に考えてる人が多いです。別ブログでデバイス紹介などしていますが、LOLプレイヤーは、他のゲーマーに比べて、デバイスやPCにお金を使わない傾向があります。
LOLは、スマホのソシャゲと同じようなものだと考えるべきです。そうしないと、RiotJPのスタンスを理解できず、ただただ無茶な要望だけ出すクレイマーと一緒です。
サブ垢禁止という意見に対する私の意見は、こう感じています。
League of Legends のビジネスモデルは、チャンピオンスキンやクロマ、エモートなどが主力です。
課金モデルはソシャゲのガチャとは全然違います。より広くから安定して集金できるLOLのビジネスモデルの方が優れています。
あえてダサいデフォルトスキンを作って、お気に入りのカスタムさせるのは、昔から欧米のゲームで使われている集金方法です。
RiotGamesは、非営利のOSS運営団体ではなく、営利目的の企業ってことです。
LOLとソシャゲと一緒なのは、1人複数アカウントを許可することで、多くの収益を上げている点です。
一部の課金ユーザーに、多くの無課金ユーザーが支えられてる形です。
スマホゲームは、複数アカウント禁止と規約にあっても事実上は認めていて、一部の大量課金ユーザーに支えらている歪な集金システムです。
そう考えると、しっかり複数アカウントを認めているRiotの方がましに見えてきます。
スマーフ問題は解決できるとしても、大きな利益減を無くす戦略は絶対に取れないです。
なので、この解決策を出す意味が無いんです。
マッチング時間の問題 や ドッジペナルティの話もありますが、性善論よりも資本主義が優先されるのが今の経済社会です。
Riotがサブ垢を上記を理由に許可するような趣旨の意見も散見されますが、それは方便です。私はサブ垢は利益の観点でどうにもできない部分だと考えています。
だから、サブ垢作る理由となる、ドッジペナルティや長時間のマッチ待ち時間など、明らかに変な調整や変更をRiotは行うし、そこの根本的な修正には行わないのです。
根本的に解決するとしたら、サブ垢分の利益を補てんする必要があります。VALORATの様にスキンセットの価格を上げるなどする必要があると思われます。
それをすると、少額課金で遊ぶ層が離脱するでしょう。低いスペックのPCでもある程度遊べるから大量のアカウントがあって、それ自体に価値が出来ている現状ですが、プレイヤー数1位の座も危うくなるので期待できそうにないです。
1視点だけについて語りました。今後の議論のきっかけにしてもらえたら嬉しいです。
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